水イボ(伝染性軟属腫)

im_illust003水イボ(伝染性軟属腫)とは、 水イボ(伝染性軟属腫)は、別名水イボと言います。

伝染性軟骨種ウイルス(ボックスウイルス)に感染することによって起こる感染症です。

いぼの外見は、直径1mm~3mmくらいの大きさですが、時にはそれより大きいものができることもあります。色は白いものが多くみられ、主に胸やわきの下、肘やひざなどに現れます。痛みやかゆみを伴うことはありません。

症状の現れかたも、身体全体にまばらに出てくることもあれば、身体の一部に集中してできることもあります。

なぜ水イボ(伝染性軟属腫)になるのか

水イボ(伝染性軟属腫)の主な感染経路は、接触感染です。水イボに直接触れる他、水イボの方が使ったタオルや衣服、ビート板を使用するなどしても感染してしまいます。

感染しやすい場所:プール・温泉といった肌の露出することが多い場所
感染しやすい環境:レスリング・柔道といった身体が触れ合うことの多いスポーツ

水イボ(伝染性軟属腫)の治療法

水イボ(伝染性軟属腫)には3種類の治療法があります。患部を刺抜き用のピンセットでつぶす方法、液体窒素を用いて患部を凍らせる方法、電気を使うことによって患部を焼く方法です。これらの治療法はウイルスが感染した細胞を除去することを目的としています。人へ感染させたくない、他の部位に伝染性を広げたくない、見た目が気になる方は早めに受診されることをお勧めいたします。

生活上の注意点

触ったり掻いたりすると急に患部が広がったり、全身に広がってしまうことがありますので、注意するようにしましょう。
中途半端に自己処理を行うと、とかえって患部が広がったり、ばい菌が患部に入り込んでとびひに移行したりしますので注意しましょう。

水イボ(伝染性軟属腫)は、乾燥によって皮膚のバリアが弱くなっているときに起こりやすい病気です。保湿クリームや軟膏をもちいて、皮膚が弱くなってしまわないようにスキンケア対策を怠らないようにしましょう。また、肌のかゆみを抑えるために、アトピー性皮膚炎なども発症している方はかゆみの治療なども同時に行うようにしましょう。


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