手湿疹 (進行性指掌角皮症)

im_illust005手湿疹とは、手に接触する物質が刺激となって、手のひらや指に皮膚炎ができる病気です。

また、手湿疹が進行すると、指の腹がひび割れて痛みが生じたり、皮膚が薄くなって指紋が消えることもあります。場合によっては、赤い丘疹が手や指にできることがあり、かゆみが伴うこともあります。

なぜ手湿疹になるのか

手がもともと乾燥肌であったり、職業や家事をやる上でシャンプーや洗剤に触れる時間が長いと、手のひらの細胞から徐々に皮脂が失われていきます。皮脂がすくない状態で洗剤に触ったり、手に物理的な衝撃が何度も加わると手湿疹が現れます。

手湿疹の治療法

シャンプーや水仕事を終えた後にハンドクリームやワセリンといった保湿剤を塗りこむようにしましょう。手へのダメージで失われた水分と油分を取り戻すことで、手湿疹の進行を防ぎます。また皮膚炎が強くでているのであれば、ステロイド外用薬を患部に塗布し、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬を内服します。

生活上の注意点

手湿疹の原因としてせっけんに直接触れていることが上げられますので、皿洗いをなどをするときは手に直接洗剤が触れないよう、ゴム手袋を使用したり、手に低刺激の洗剤を使用するようにしましょう。


美容皮膚科 無料カウンセリング実施中 047-487-2633
保険診療 ご予約受付実施中 047-405-6520