口唇ヘルペス
口唇ヘルペスとは、 くちびるの周りに赤い水ぶくれができ、かゆみや痛みを発します。
初期症状は水疱が現れる前に皮膚にピリピリした違和感があります。そのまま放置すると赤い腫れがみられるようになり、やがてそこに水疱ができます。
口唇ヘルペスの原因
口唇ヘルペスを引き起こす原因は「単純ヘルペスウイルス」というウイルスです。このウイルスは細胞に感染して、細胞の中で増殖し、細胞を破って他の細胞に感染していきます。
ヘルペスウイルスは感染すると神経細胞の中に隠れてしまいます。そしてストレスや疲れによって免疫力が低下したときにウイルスの活動が活発化し、症状が現れるのです。
口唇ヘルペスの治療法
口唇ヘルペスの治療に用いられるのは「抗ヘルペスウイルス薬」です。抗ヘルペスウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑える働きがあります。この薬には飲み薬と塗り薬があり、症状が現れている場所や、広さ、症状の程度によって使い分けられます。
生活上の注意点
口唇ヘルペスは一度感染すると神経節に潜伏し続けます。ストレスや疲労によって免疫力が低下するとウイルスが活発になるので、日頃から疲労やストレスをためないように心がけ、バランスのとれた食事をし、適度な運動を心がけ、しっかりと睡眠をとるようにしてください。
タオルなどは、他の衣類と一緒に洗っても問題ありませんが、日光に当ててよく乾かし、他の人と共用はしないようにしてください。
