水虫を完全に治したい

治療方針・こだわるポイント

im_mizumushi水虫にはいくつか種類がありますが、発症頻度が多いものは足水虫と爪水虫になります。ただし、本当は水虫ではないのに患者さんが水虫であると思い込んでいることが多々あります。


ですから、当院では水虫を疑う患者様には必ず顕微鏡検査を行い、水虫菌(白癬菌ハクセンンキン)が存在するか否かをチェックするようにしています。

水虫の種類

爪水虫と足水虫が発症頻度の高い水虫です。
他にも、頭水虫、顔水虫、手水虫、身体水虫、陰金水虫といったものも存在します。

今まで聞いたことがないような水虫もあるかと思いますが、例えば、顔水虫は柔道等をやっている方などに多く見られますし、身体水虫は主にペットを飼っている方に多く見られます。

皮膚科に行ってみたら実は水虫だったということもありますので、皮膚に異変が見られた際には、早めの皮膚科受診をお勧めします。

水虫になる理由・原因

水虫は感染症なので、特定部位の皮膚が弱ると感染しやすくなります。

皮膚が弱る原因は、

・一日中靴を履いていて常に足が蒸れた環境にある。
・乾燥等により肌がカサカサで荒れている。

といったことです。

また、糖尿病の方は皮膚が弱り感染しやすくなるためより注意が必要です。また糖尿病が進行すると、壊疽(エソ)する可能性もあります。

治療法・治療中の注意点

水虫はきちんと治療しないと完治しずらく、特に爪水虫は非常に治りにくいので、内服薬の使用も積極的に検討します。水虫の治療を行う際の注意点は以下の2つです。

①水虫は、3ヶ月から半年ほどの通院が必要になるため、継続的な治療をしていく必要がある。
②かゆくてもかかないようにする
③医師のもと継続的な治療を行い、自分の判断で治療を中断しない

水虫を予防するには

水虫を防ぐには、風通しを良くして蒸れないようにすることが大切です。
特に足水虫の方は、こまめに靴を脱いだり、靴下が湿るようなら1日に数回靴下を変えるといった対策をして蒸れを防いでください。
また、5本指の靴下は指同士が密着することで肌が弱ることを防いでくれるので効果的です。
公共の公衆浴場やプール履物の共用をする場所に行ったときは、必ず足を石鹸で洗うようにしてください。
なぜなら、水虫菌(白癬菌=ハクセンンキン)がついても24時間以内に洗い流せば人体に定着はしないといわれているためです。
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