カサカサ、かゆみを治したい
治療方針・こだわるポイント
当院では診察を通して、乾燥してカサカサになっているだけなのか湿疹が出ているかによって薬の選択を変えています。
場合によっては身体水虫の場合もあるため、顕微鏡検査やアレルギー検査を行うこともあります。
カサカサ・かゆみになる理由・原因
肌がカサカサになったり、かゆみが出る理由原因は主に下記の3つです。
・空気の乾燥
・年齢的な変化により皮膚の油分が失われる
・小さい子ども(~5歳6歳)の場合
特に、小さなお子さんの場合、もともと肌が乾燥しやすいのですが症状が強かったり長引く場合は、アトピー性皮膚炎の前段階の場合もあるため注意が必要になります。アトピー性皮膚炎になると湿疹が出たり、かゆみ、顔が赤くなる、腕がただれたりするといった症状があらわれ肌に強い炎症を及ぼすこともあるため注意が必要です。
治療法・治療中の注意点
治療の際注意すべきポイントは下記の5つです。
・場合によっては冬のシーズン中かかる場合もあるため、途中で治療(皮膚科への通院)をやめないこと。
・かかない、こすらない。
・温まるとかゆみがでやすい熱いお風呂、お酒や、辛い刺激物、激しい運動は避けるようにしてください。
・身体を清潔するようにしてください(洗い過ぎない範囲で汗などは早めに流す)。
ただし、ボディタオルのようなもので身体をゴシゴシこすって洗わないようにしてください。
・アルコールのウェットシート等の使用もできる限り控えてください。
使うとしても低刺激のものを使用するようにしてください。
カサカサ・かゆみを予防するには
予防法は以下を参考にしてみてください。
・お風呂上りに、化粧水や保湿クリーム等を使ってお肌を乾燥させないようにしてください。
・お風呂に入ってもボディタオルなどで擦ると気持ちいいですが擦らないようにしてください。
石鹸も少量にして掌でなで洗いをするようにしてください。
また、なるべく刺激の少ない無添加の石鹸を使うと尚良いです。