にきび
にきびとは、にきびは正式名称「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」といい、皮膚の病気です。顔に赤いツブツブができます。
にきびの原因
にきびはホルモンバランスが崩れることにより皮脂分泌が増え、それが皮膚の角化を促します。新陳代謝の影響やホルモンの影響で肌の表面が固くなると毛穴に角栓が詰まってしまいます。これがにきびの原因です。
ホルモンバランスの崩れに加えて、偏食などもニキビの原因になることもあります。また詰まった毛穴にはアクネ菌が増殖し、毛穴の周りが炎症を起こします。
にきびの治療法
にきびの治療には塗り薬と飲み薬が用いられます。外用レチノイドという塗り薬は毛穴のつまりを取り除いてくれます。抗菌薬は塗り薬と飲み薬があり、原因となっている菌に作用して炎症を抑えます。
イオウ製剤はニキビに塗ることで毛穴に詰まった角質を剥がす働きがあるので、炎症のないニキビに効果的です。
生活上の注意点
にきびを予防するための注意点は以下の4つです。
1)厚く化粧を塗るなどの、化粧品の不適切な使用はアクネ菌が増殖しやすくなります。
2)帰宅したときはなるべく早く洗顔するようにしましょう。
3)ストレスを貯めないように心がけ、規則正しい生活を送るように心がけましょう。
4)運動後、汗をかいたらしっかりとふきとるようにするなど、顔や胸、背中といったニキビができやすい部位は清潔を保つように心がけましょう。